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【UPD.】火災は完全に消し止められたものの、ショッピングセンターの社員1名が死亡、少なくともレスキュー隊員6名が負傷した。
消息筋によると、火災の複雑さはレベル2(高い)。
消息筋は「負傷者1人が建物から運び出された。4階に取り残された人々がいる可能性がある」と語った。
消息筋はまた、出火箇所はまだ見つかっていないが、4階のおもちゃ倉庫で火災が始まったと指摘した。
また建物の複雑な設計が、出荷箇所に消防士がたどり着くのを困難にしているという。
現在伝えられている情報によると、ショッピングセンターの煙除去システムは正常に作動した。
最新情報によると、非常事態省モスクワ支部が、大きな火は消し止めた。
ロシア非常事態省モスクワ総局広報部がスプートニクに伝えたところによると、ショッピングセンターから115人が避難した。
救急機関によると、1人が死亡した。救急機関の関係者は「火災が発生した建物から避難した負傷者1人が、救急搬送中に死亡した。彼を救うことはできなかった」と語った。
また消火作業中に複数の消防士が燃焼生成物により中毒症状を起こした。火災は鎮火した。延焼面積は80平方メートルだった。
今回のモスクワでの火災は先週、ケメロボ州で起きた大火災の生々しい記憶を呼び起こした。3月25日、ケメロボ市のショッピングモール「ジームニャヤ・ヴィーシニャ」で起きた火災は64人もの命を奪う大惨事となった。そのうち41人は子どもだった。