シコタン島の露米プロジェクトに日本が抗議

河野外務大臣はシコタン島でのディーゼル発電所の建設計画をロシアと米国が共同で進めているいることについて抗議を表した。
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河野外務大臣は4日、衆議院外務委員会で、「北方四島の中で第三国の企業が 経済活動に従事することは、北方領土(ロシアの南クリル諸島)問題に関するわが国の立場に相いれず、極めて遺憾だ」 と述べ、抗議を表した。

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3月、サハリン州のコジェミャコ知事はシコタン島における2基のディーゼル発電所の建設計画を明らかにしていた。これらの発電所は「クリル」新型経済特区(TOR)内に作られる魚加工コンビナートへの電力供給を目的としたもの。

前日、カムチャッカ地方知事の広報部は、シコタン島に2か所の新たな魚加工工場が作られることによって100億ルーブル(およそ183億3600万円)の民間投資を呼び込めることを明らかにしていた。

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