フェイスブック、8700万人のデータ流出を認める

英政治コンサルタント会社ケンブリッジ・アナリティカは最大で8700万人の個人情報をフェイスブックから集めた可能性があると、フェイスブックが発表した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

ザッカーバーグ氏 フェイスブックの情報セキュリティー問題が解決されるのは数年後
フェイスブックのマイク・シュローファー最高技術責任者(CTO)は「主に米国の最大8700万人の個人情報がフェイスブックから、ケンブリッジ・アナリティカへと不適切に送られた」と述べた。

データが流出した可能性があるのは主に米国、フィリピン、インドネシア、英国、メキシコ、カナダ、インド、ブラジル、ベトナム、オーストラリアのユーザーだという。以前は、データ流用の被害者が5000万人だと報じられていた。

ケンブリッジ・アナリティカが集めたデータは2016年米大統領選挙と英国のEU離脱(Brexit)を問う国民投票の際、世論を操作するために用いられた可能性がある。データは第3者による性格診断アプリにより集められた。フェイスブックは、4月4日から第3者アプリによるユーザーの情報へのアクセス権限を制限すると約束した。

関連ニュース

フェイスブック、ユーザーに新たなプライバシー管理手段提供へ

コメント