メドベージェワが子どものTVショーの司会者に【写真】

エフゲニア・メドベージェワ選手がTV司会者としてデビューした。
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メドベージェワが出演するのはジュニアのフィギュアスケート選手が出演する第1チャンネルのTVショー『氷河期・子ども』。同番組はメドベージェワ選手の振付も担当するイリヤ・アヴェルブフ氏がプロデューサーを務めるプロジェクト。4歳から11歳までのフィギュアスケートを本格的に習う子どもたちが行う1分半の演技が評価される。審査員席にはロシア・フィギュア界の大御所タチアナ・タラソワ監督、タチアナ・ナフカ、マクシム・トラニコフなど、五輪チャンピオンらをはじめとするそうそうたる面々が並ぶ。

メドベージェワ選手の主な役割はリンクの上での司会者。4月1日の初放送では、出演した子どもに話をきくだけでなく、うまくいかなかった子どもを上手に慰めるカウンセラー的な役割まで演じた。

「がっかりすることなんてないよ。負けちゃうことはみんなあるんだから。私も知っている。こうして負けることで君はもっと強くなるんだよ。」こうしたメドベージェワのセリフは子どもに最高の効果を発揮した。

タラソワ監督は常々、メドベージェワの頭の良さを高く評価してきたが、ここでも「ジェーニャ(メドベージェワ選手の愛称)は子どもとの これは子どもの年齢から自身が抜け出たばかりだからだろう」と語っている。

アヴェルブフ氏もメドベージェワの子どもを理解する力を同様に評価して、「失敗してもそれぞれのケースで正しい、必要なセリフを選び取って励まし、子どもと心から喜びあうことができる」と感心し、司会役は大抜擢だったと喜びを表した。

番組は計16シリーズでこの夏まで。審査を見事通過した子どもたちは次のシーズンで再登場し、さらに競いあう。

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