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打ち上げは現地時間木曜日18時34分(日本時間6日朝6時34分)に行われた。
防衛省は「今後、静止軌道上での性能確認試験を経て、本年7月を目途に運用を開始する予定です」とサイト上で発表した。
ロケットには他に、三菱電機が開発に参加した英国の通信衛星「HYLAS 4」も搭載された。
きらめき1号は今に至るまで使われている民間通信衛星に代わり自衛隊の通信のため運用される計3基の通信衛星の1つ。
新たな通信衛星により通信を高速化し、陸海空自衛隊の部隊間で直接通信できるようになる。
防衛衛星の必要性は北朝鮮の核の脅威を背景に通信システムを改良するためと説明があった。
きらめき1号は2016年の打ち上げを予定していたが、衛星が日本からギアナの宇宙センターに輸送する際に損傷したため延期となった。
その結果、3基のうち最初に打ち上げられたのは「きらめき2号」となり、種子島宇宙センターから2017年1月に打ち上げが行われた。
2基をあわせた価格はおよそ1300億円にのぼると見られる。
3基目の衛星は2020年度末までに打ち上げられる予定だ。
きらめき1号は太平洋上空で、きらめき2号はインド洋上空で、きらめき3号は日本上空で機能する。
3基の運用年数は15年である。
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