米国 空母を旗艦の攻撃船団を地中海へ

米海軍の空母「ハリー・S・トルーマン」が率いる攻撃船団が母港のバージニア州から地中海に向けて出帆した。星条旗新聞が報じた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

船団にはミサイル巡洋艦「ノルマンディー」、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦、フォレスト・シャーマン級ミサイル駆逐艦、ファラガット級ミサイル駆逐艦が入っており、これにジェイソン・ダンハムとザ・サリヴァンズの2隻の駆逐艦が合流している。乗組員の数は合計で6500人近く。

この船団には地中海で独海軍のフリゲート艦ヘッセンが合流するものと見られている。

ロシア、シリア上空の米国ドローンの飛行を阻止
船団の目的及び課題については現段階では発表されていない。

先に、ウォールストリートジャーナル紙は米国防総省内の消息筋からの情報として、米国の2隻目の駆逐艦が数日内に地中海に到着する可能性があると報じた。

これより前、西側諸国は、東グータ地区ドゥーマで起きた化学兵器による攻撃をシリア政府によるものと決めつけた声明を表していた。これに対してロシアは、シリア軍は塩素爆弾を投下したとする情報を否定。ロシア外務省は、シリア軍が有毒物質を使用したとする情報の目的はテロリストを弁護し、外から行われうる武力攻撃を正当化するものとする声明を表した。

ロシア軍参謀本部は3月13日の時点ですでに、東グータ-地区で武装戦闘員らによって、化学兵器使用を脚色した煽動が準備されている事実を公表しており、これが将来、シリア攻撃の口実に使われる可能性があると指摘していた。

コメント