トールキンの93歳の息子 父の草稿を基に「中つ国」の物語を仕上げる

『ホビットの冒険』、『指輪物語』で有名な英国人作家J・R・R・トールキンの息子、クリストファー氏(93)は父親の草稿を基に「中つ国(ミドルアース)」についての本を著した。著書は今年8月に出版される。トールキンは『ゴンドリンの陥落』と名付けた物語の制作に1917年から着手していた。BBCが報じた。
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『ゴンドリンの陥落』は「中つ国」について書かれた最初のものでエルフの都市ゴンドリンが冥王モルゴスによって乗っ取られるというあらすじ。

クリストファー・トールキン氏が父親の草稿を基に著作したのは本書が初めてではない。2017年にも「中つ国」についての本、『ベレンとルーシエン』を出している。クリストファー氏はその前の著作が出帆された後、父親の著作権を有する「トールキン・エステート」社を退社していたため、今回の新作登場のニュースはトールキン作品の大ファンたちを大いに驚かせた。

昨年、米アマゾンは、英国の作家、J・R・R・トールキン氏による世界的名作『指輪物語』のテレビシリーズを製作する権利を取得したと発表した。

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