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複数の筋の話として、ロシア紙「モスコフスキー・コムソモーレツ」が伝えているところによると、３３歳のユリアさんは、自らがその中心に置かれることになったセンセーショナルな報道によって精神の平衡を失ったという。
病院の職員らは記者団に対し、５日にユリアさんが非常に強いヒステリーを起こしたと語った。電話による会話はユリアさんの健康にとって危険ではないと医師らが判定したため、親戚らに電話をかけることがユリアさんに許可された。
ユリアさんは真っ先に、自らのボーイフレンドであるステパン・ヴィケエフさんに電話をかけたものの、ヴィケエフさんは頑なに呼び出しを無視。このことがユリアさんにとって打撃となり、ユリアさんは神経が参ってしまったという。
他方で、ある捜査筋は、ヴィケエフさんも、ヴィケエフさんの親戚も、今のところまだ取り調べを受けていないと語っている。しかし、治安機関職員らにはヴィケエフさんの所在地が判明しており、必要な場合には、ヴィケエフさんは治安機関に護送されるという。