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シュリギン代表は18日、ハーグで開かれたOPCWの会合で演説し、会合の出席者らに米国特許商標庁の2015年12月1日付の文書を提示した。文書では、毒物用の容器が付いた特別な弾丸の発明について述べられていた。
シュリギン氏によると、文書には弾丸に「ノヴィチョク」タイプの物質を充填することができると書かれている。代表は、このような文書は米国で2015年の時点で「ノヴィチョク」タイプの物質が開発され、特許権が与えられたことを物語っていると強調した。
シュリギン代表は「タブン、サリン、ソマン、サイクロサリン、VG、VM、VR、VX、そして『ノヴィチョク』タイプに属する薬剤を含む神経剤から同弾丸に充填できる物質が少なくとも1つ選ばれた可能性がある」と述べた。