スプートニク日本
消息筋は「ミサイルは2基ともかなり良好な状態でロシア軍に引き渡された」と語っている。消息筋の目撃情報によれば、「これらのミサイルは4月18日、航空機に載せられ、ロシアへと送られ」ている。ロシアのマスコミ各社はシリア国防省の発表を引用して報じた。
4月14日、米英仏は、シリア政府が化学兵器製造に用いていると断定した施設に対し、ミサイル攻撃を行った。同日、シリアへは100基を超えるミサイルが撃ち込まれた。
露国防省の調べでは、シリアの対空防衛は71基を迎撃。これに対して米空軍側からは、迎撃されたミサイルは1基もなかったという矛盾する声明が表されている。
今週月曜、16日、トランプ米大統領は、「我々は100基を超えるミサイルを撃ち込んだ。ミサイルは1基も迎撃されていない。ミサイルはなかなかの成果を出した。(西側連合国の)それぞれのミサイルは標的を撃ち落とした」と語っていた。