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争点になっているのはカッパーフィールド氏の有名な、観客を消すマジックだ。
英国人男性ギャヴィン・コックス氏は2016年、カッパーフィールド氏を訴えた。彼を含め13人が2013年、ラスベガスで開かれたショーのトリックに参加するよう選ばれた。マジックは、明るいステージ上から選ばれた観客が「消え」て、突如として会場に現れるというもの。
プロデューサーのケナー氏がタネを明かしたところ、アシスタントが懐中電灯を持ち、黒いカーテンに隠された通路を観客に進ませるというもの。通路は厨房につながっており、アシスタントは観客を外に出す。その後、観客を会場に登場させる。
ケナー氏は、トリックが全く安全だと主張する。
しかしコックス氏によると、アシスタントが真っ暗な隠し通路を進むよう追い立てた。コックス氏は足を滑らせ、落下。病院に搬送され、医師は肩の脱臼と脳の障害だと診断した。
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