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連邦捜査局(FBI)によると、「Nxium」内部には女性を恫喝して団体指導者、キース・ラニエール被告との性行為と奴隷労働を強要する秘密のグループが存在した。
マック容疑者はグループの指導的立場につき、他の人々を団体にリクルートすることでラニエール被告から金銭を得ていたと見られる。
捜査当局の情報によると、秘密のグループのメンバーは「ご主人様」を自称し、彼らに惹きつけられた女性は「女奴隷」と呼んでいた。団体入会の際、女性は自身や身近な人びとの名誉を毀損する弱みを提供する必要がある。弱みは、労働と性行為強要のために利用される。FBIによると、女性にはラニエール被告のイニシャルを含む焼き印が押された。ニューヨーク・タイムズが報じた。
マック容疑者は容疑を否定している。審理は23日に開かれる。
Nxium内部における女性の性行為強要のシステムの存在は2017年、ニューヨーク・タイムズ紙が暴露。ラニエール被告は今年3月、メキシコで逮捕され、米国に引き渡された。
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