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この若者はフー・ファイターズのボーカル、デイヴ・グロールからギターを受け取り、バンドメンバーとともに「モンキー・レンチ」を演奏した。演奏中、このファンがステージで非常に積極的に振る舞い、自ら即興で音楽にソロを挟んで素晴らしい演奏を披露したため、グロールが２番の歌詞を忘れてしまうほどだった。歌が終わった後、グロールは若者の前で膝をつき、数回にわたって若者を賛美した。
このファンが最初のうちは名乗らなかったため、グロールはこのファンを「キッス・ガイ（Kiss Guy）」と呼び始めた。後になって、現実にはこのファンの名前がヤヨ・サンチェス（Yayo Sanchez）さんであることが明らかとなった。