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自然災害や爆発の被害者を捜索することを目的とした新たな極小検出器は、救助隊員の手のひらに容易に収まり、また無人機にも取り付けることができる。皮膚の毛穴を通して、或いは呼吸の際に人体によって排出される、空気中の超低濃度の化学物質を発見できる高い感度を備える点で、この検出器は優れている。
機器は既に初期テストを通過。最も低いもので10億分の1レベルという、先例のない低濃度の化学物質の存在を捉えることに成功した。機器の仕様については、「アナリティカル・ケミストリー」誌に掲載されている。