河野外相、北朝鮮で「一歩前進」 最大限圧力は堅持

河野太郎外相は21日午後、北朝鮮の核実験中止発表に関し「一歩前進だと思う。核・ミサイル放棄に向け、具体的な動きがあることを期待したい」と強調した。「最大限の圧力」で核放棄を迫る従来方針を維持する考えも明らかにした。羽田空港で記者団に語った。河野氏はカナダ・トロントで22、23日に開催される先進7カ国(G7)外相会合に出席し、関係国と認識の共有を図る。
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北朝鮮を一定程度評価した理由について、河野氏は「北朝鮮の中の手続きを経て核実験場を閉鎖し、しばらくの間発射をしないという言及があった」と述べた。同時に「核兵器の廃棄について言及していない」と指摘した。

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