G7外相、北朝鮮の核を認めず 最大圧力を維持、行動促す

【トロント共同】カナダ・トロントで22日開幕した先進7カ国(G7)外相会合は、初日の討議で北朝鮮の核武装は容認できないとの認識で一致した。北朝鮮の非核化に向けた最大限の圧力を維持し、具体的行動を促す方針も確認した。河野太郎外相は日本人拉致問題を解決する重要性を訴え、各国外相の賛同を得た。河野氏が北朝鮮への強い姿勢を示すのは、金正恩朝鮮労働党委員長による核実験中止表明後も国際社会が制裁緩和の動きに傾かないようにする狙いがある。
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河野氏によると、討議では北朝鮮が核実験場の廃棄などを発表したことに、各国外相が「核放棄は何も言及していない」との見解を共有した。

(c)KYODONEWS

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