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警察によると、デモには3万5000人が参加したが、野党は16万人が参加したと発表している。
22日のデモは、サルキシャン前大統領に対する10日間のデモで最大規模となった。デモ参加者らは、国の経済を効果的に動かすことができなかったとしてサルキシャン氏を非難している。
デモを主導したのは野党「エルク」党の党首ニコル・パシニャン議員。22日、パシニャン議員はサルキシャン氏との交渉に失敗した後、違法な大規模デモを主催したとして警察に拘束された。なおパシニャン議員拘束後、エレバンでのデモはさらに大規模なものとなった。
サルキシャン氏に対する抗議デモは今月13日に始まった。新たな議会制共和国の枠組みでは(4月9日から)、首相が事実上、国を率いている。