フランス史上最悪のテロ 実行犯に有罪判決

ベルギーの裁判所は23日、フランス史上最悪のテロの実行犯とされるサラ・アブデスラム被告に有罪判決を言い渡した。
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被告には、2016年3月にブリュッセルで警官らに武力抵抗したことに対し、禁錮20年が言い渡された。当時、ブリュッセルとフランスの特殊部隊による合同作戦で、アブデスラム被告のほか4人の容疑者が拘束された。

カブールで爆発 死者57人に
アブデスラム被告は、130人が死亡、350人が負傷した2015年のパリ同時多発テロ事件の実行犯の1人とされている。

犯人らは、パリの複数の飲食店で発砲、ボルテール大通りで1人が自爆し、さらにサッカーのフランス対ドイツの親善試合が行われていた「スタッド・ドゥ・フランス」スタジアムで3回爆発があった。

またロックグループのコンサート中に「バタクラン」劇場が襲撃され、観客が人質に取られた。

数日後、パリ郊外で実行犯とみられる1人が殺害された。一連のテロに関しては、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」が犯行声明を出した。

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