シアトルの露総領事公邸が閉鎖

ワシントン州シアトルにあるロシア総領事館の職員らが、地方在外公館トップの公邸を去ったとスプートニク特派員が伝えている。施設は2日に業務を中止。それ以来、総領事公邸では荷物や書類をまとめ、活動停止に向け建物の準備も行っていた。
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スプートニクの取材に応じた関係者の話によると、外交関係職員らを乗せた車列は24日朝、ワシントン方面に向け出発した。車列には24人が同行している。

総領事館職員らは、ヒューストンやニューヨーク、ワシントンにある在外公館に配置される。

米政府は3月末、国連における代表部職員12人を含むロシア外交官60人の国外退去を要求。また米政府は、シアトルにある総領事館の閉鎖を発表し、25日までに領事公邸を去るよう命令した。

この非友好的な措置は、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の元将校、セルゲイ・スクリパリ氏と娘のユリアさんに対する毒物襲撃にロシア政府が関与しているとの主張が理由とされた。

この際、総領事館閉鎖を正当化する理由として、総領事館が地理的に「潜水艦基地の一つ」とボーイング社の工場に近いことが挙げられていた。

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