電力はどこへ行った ビットコイン採掘コンピューター600台、中国で没収

中国北東部の直轄市、天津の警察が、地元の送電会社が異常に高い電力消費レベルについて通報した後、ビットコインのマイニング用コンピューター600台を没収した。新華社通信が伝えている。
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また、警察は強力なエアコン6台も没収。今回の事件は同市にとって、近年で最大の電力窃盗例だと指摘されている。容疑者1人が拘束され、さらに5人に対しても捜査が行われている。

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市内に電力を供給している企業が最近、送電網における突然の急上昇と、ある送電線における著しい電力損失(ロス)を発見。このような現象は大抵、送電線に対する負荷が上昇したことを証明している。

捜査によって、マイニングを目的とするソフトウェアのために電力を盗んだと疑われている利用者らの配電箱内の電力計が迂回されていたことが明らかになった。これは電力窃盗の典型的な手口。

このようなコンピューター600台の毎月の電力消費は、金額にして数十万元とみられている。

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