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ウォールさんは、マッセン被告の発明について記事を書こうとしていた。8月、ウォールさんは取材のためコペンハーゲンの港でマッセン被告が自らつくった潜水艦「ノーチラス」号に乗り込んだ。
その後、潜水艦が沈没したことがわかった。マッセン被告は救助されたが、潜水艦内にウォールさんはいなかった。
当初マッセン被告は、キム・ウォールさんの行方不明とは何の関係もないと主張していた。だが後に被告は供述を変更し、ウォールさんは潜水艇内での事故で死亡し、自分が「海に埋葬した」と語った。 調査によると、マッセン被告が潜水艦内でウォールさんを殺害、遺体を切断した。
コペンハーゲン沖で頭部、腕、脚のないウォールさんの胴体が見つかっている。またその後、ダイバーによって刃物やウォールさんの頭部などが入った袋が発見された。
アネット・ブルキョ裁判官は、裁判所はウィールさんが殺害されたとの結論に達したと述べ、マッセン被告は起こった出来事について「信頼に値する」説明を一切提供しなかったと伝えた。マッセン被告は裁判で、ウォールさんの遺体を切断したことは認めたが、殺害は否定していた。
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