露大使、米によるシアトルの総領事館掌握は「非友好的措置」

ロシアのアントーノフ駐米大使が、シアトルにある総領事館の敷地内に入った米当局の行動は反ロシア的で非友好的な措置だと述べた。
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アントーノフ大使は、73年前にソ米両軍の兵士と将校が、ファシスト・ドイツを最終的に撃滅するためエルベ川で出会ったことを指摘。

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記者らに対し、「この通り今日、この素晴らしい日は米国の非常に非建設的で、非常に非友好的で、反ロシア的であるとも言わせていただきたい行動によって水を差された。今日、シアトルにあるロシア総領事が居住していた建物から、米当局が錠を取り外した」と述べ、これは全ての国際条約に違反して行われていると語った。

米当局の代表者らがこれに先立ち、公邸の敷地内に入って建物に侵入していた。

米政府は3月末、国連における代表部職員12人を含むロシア外交官60人の国外退去を要求。また米政府は、シアトルにある総領事館の閉鎖を発表し、25日までに領事公邸を去るよう命令した
この非友好的な措置は、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の元将校、セルゲイ・スクリパリ氏と娘のユリアさんに対する毒物襲撃にロシア政府が関与しているとの主張が理由とされた。
この際、総領事館閉鎖を正当化する理由として、総領事館が地理的に「潜水艦基地の一つ」とボーイング社の工場に近いことが挙げられていた。

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