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ジャオ氏はこの蚊について次のように語っている。
「これらの蚊は見た目は恐ろしいが人間の血は吸わない。成虫はわずか数日間しか生きられないが、その間は花の蜜を吸う。世界にある蚊の種類は数万種に及び、そのうち人間の血を吸うのはわずか100種ほどしかいない。
この蚊は羽が大きすぎるため、飛ぶのは下手で、飛ぶというより、跳ねているように見える。植物が生い茂っている場所でよく見つかる。」
この蚊が最初に見つかったのは100年以上前の日本。1876年、英国人昆虫学者のジョン・オバディア・ウエストウッド氏によって命名された。ところが今までこれだけ巨大な蚊は発見されておらず、両羽の長さはせいぜい8センチ。