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「これらの制裁は全て、絶対的に厳格にロシアの国益に向けられた底意を含んでいる。これらは本質的に、我々の社会・政治的構造の破壊と、経済や個々の人々へ害を及ぼすことに向けられている」と、メドベージェフ氏はロシア1の土曜版「ヴェスチ」のインタビューで述べた。
「もしそうであれば、これらの制裁の実行はわが国の国民にとって、違法行為であるべきだ。行政責任ないし刑事責任に問われるという条件のもと、この米国の制裁を実行する権利を有するものはいない。」
番組の司会者は、この提案は厳格に聞こえると指摘した。
メドベージェフ氏は「他にどうしろと!アメリカではちなみに、米国家に損害をもたらす他国の決定を実行することは犯罪だと見なされている」と述べた。
メドベージェフ氏はさらに、ロシア政府が制裁の対象になった企業を支援すると表明。これは、これらの企業で働いている人びとが損害を被らないよう、雇用を保つ必要性があるという観点から行われる措置だという。