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首相は、「我々は米政権の代表者らと共に非常に緊密に働いている。[・・・]その 目的は、どのような影響をそれ(制裁)が与える可能性があるかに関して、意見を交 換することだ」と述べた。
その他、ロシアによる政策に対する見方の問題に関して、米独両政府の立場は似てい るとメルケル首相は指摘した。 先に、ロシアに対する米国の新たな制裁が、ドイツ経済にとって問題を作り出す可能 性があることが明らかになっている。
なお、ロシア市場で事業を展開するドイツ企業は、米国の発動する対露制裁に否定的 な態度を示しており、メルケル独首相が米国に制裁緩和を説得できるよう期待を表し ている。米国の対露制裁に協調行動をとったためにドイツが被った損害額は15億ユ ーロに達しうる。それでもロシア市場に進出していた独企業の70%は依然として事業を続けている。
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