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日本は、W杯海外リーグ中にトロフィーが訪れる51カ国中、最後の訪問国となった。トロフィーが日本を訪れたのは2014年以来。トロフィーとともにサムラFIFA事務局長、2018年W杯のロプィリョワ親善大使、伝説的なブラジルのジウベルト・シウバ選手が東京を訪れた。
慣例に沿って、トロフィーに触ることができるのは国家の首脳そしてサッカーW杯の元そして現優勝者のみ。サッカーの元トレーナーである岡田隆氏が指摘するところ、日本でトロフィーに触る栄誉を得られた選手はまだいない。だがシウバ選手は元優勝チームのメンバーとして、歓迎式典後、カメラの前でトロフィーを熱烈にそして長くキスしていた。
「トロフィーは私たち日本サッカー協会にとっても夢、そして目標であります」と公益財団法人日本サッカー協会の長田嶋幸三会長がスピーチ。「その準備がしっかりできますよう、チーム、選手らが120%の力が出せるよう、私たちサッカー協会はサポート体制を整えて、ロシア大会に臨みたいとおもっています」と長田嶋氏は述べた。
4月28日、トロフィーは東京、29日に大阪、30日には静岡を訪れる。その後はロシアに向かい、6月14日にはモスクワに到着し、優勝チームを待ち受ける。
ロシアのガルージン駐日大使はトロフィーを迎え、ロシアがいかにW杯ロシア大会に向けて準備してきたかを語った。
「2011年にロシアがFIFAから2018年の開催国に決定されて以来、ロシアはまさに全国をあげてこの大会の準備を進めてまいりました。その間、11のロシアの都市は12の新しい競技場を建設し、新しい空港ターミナル、ホテル、道路、スポーツ施設を建設いたしました。またこのワールドカップを支えるボランティア活動も盛んに行われています。こうしたロシアの準備状況をFIFAに大変高く評価していただきましたことを感謝したいと思います」。
ガルージン氏は後で、歓迎式典がエキサイティングだったと述べた。
例外なしに式典の出席者は、W杯のスタートを待ち望んでおり、自国の代表の成功を祈っていると述べた。 W杯ロシア大会は6月14日、モスクワのルジニキ・スタジアムで行われるロシア対サウジアラビア戦で開幕する。日本は6月19日にコロンビアと対決し、24日にセネガル、28日にはポーランドと試合を行う。