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「現段階で、私たちの優先事項はハイレベルの対話だ」とマルムストローム氏は述べた。さらに、EUは協議の継続を期待しているが、米国が「長期的な展望で一切の条件を設けずに」関税導入という考えを放棄しない場合、EUは措置を講じることを余儀なくされると指摘した。
欧州委員会はすでに、「3重の反応」とは世界貿易機関(WTO)への訴え、EUメーカー支援策と、鉄鋼製品やオレンジジュース、ジーンズ、ウィスキー、ハーレー・ダビッドソン製バイクといった米国製品への関税導入を指すと発表している。
米国は3月23日、鉄鋼製品に25%、アルミニウム製品に10%の関税を導入した。
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