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ラッド内相はメイ首相に宛てた辞表の中で、移民追放についての意図的な数値目標を伴った計画に関して、自らが国会議員らを「不注意にも誤解に導いた」と述べ、自らが目標を認識していなかった事実について全責任を取ると強調している。
ガーディアン紙やBBCを含む英メディアは4月末、英国からの移民追放に関する計画が内務省に存在し、これには国外追放に関する意図的な数値目標が含まれていると報じた。英内務省は、移民を法に基づいてではなく、計画的数値目標の達成のために追放しようとしているとして非難されていた。
野党から辞任を求められたラッド内相は当初、議会委員会に対し、内務省には国外追放者数に関するいかなる計画もないと述べていたが、後にそのような文書は存在したが自らはこの文書について知らなかったと明らかにした。
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