韓国、対北朝鮮宣伝用の拡声器撤去へ

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する「心理戦」を行うために以前使われていた、非武装地帯(DMZ)に設置されている拡声器について、韓国は5月1日から撤去すると韓国国防省が30日に発表した。
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拡声器の撤去についての合意は、軍事境界線にある板門店で27日に行われた北朝鮮と韓国の首脳会談で達成された。

それでも韓国国防省は、南北の合意の実行は韓国軍の「信頼できる戦闘準備」維持のもとで行うと強調している。

韓国政府は2016年、しばらくの中断の後、拡声器34組を使って韓国と北朝鮮の間の境界線に沿った約10地点で、反北朝鮮政府的なプロパガンダ放送の中継を実施。一方、北朝鮮政府も当時、韓国によるプロパガンダをかき消すため、自らの拡声器を起動させた。先に伝えられたところによれば、北からの放送も10地点から行われていた。

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