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ロシアでは16日、テレグラムの遮断が開始された。理由となったのは、テレグラム側がユーザー同士のやり取りの暗号化キーをロシア連邦保安庁(FSB)に渡すことを拒んだこと。ロシア通信省の外局であり、遮断を実施しているロスコムナゾール(ロシア連邦通信局)の声明によると、テレグラム指導部の行動は国家とロシア国民の利益を脅かしているという。その理由として、テレグラムを通してテロリストの情報が広がる可能性がある一方で、FSBにはユーザーのメッセージを解読できる可能性がないことが挙げられている。