ケンブリッジ・アナリティカが廃業宣言 スキャンダラスな公表の結末

Facebookの8700万人にも及ぶユーザーの個人情報を不正に収集していた「ケンブリッジ・アナリティカ」が廃業を宣言した。「ケンブリッジ・アナリティカ」は英国および米国に根拠地を持つ英国の選挙コンサルタント企業。先の米国大統領選挙時にドナルド・トランプ候補を優勢にするため、Facebookのユーザーデーターを不正に収集、使用したとして告発されている。
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2018年3月、英ガーディアン紙と米ニューヨークタイムズ紙はケンブリッジ・アナリティカ者に関する一連の調査を発表した。両紙はケンブリッジ・アナリティカ社の一社員によってFacebookのユーザーの正確な心理プロフィールを作るシステムが開発されたことを立証した。トランプ氏の意選挙本部はケンブリッジ・アナリティカと緊密な協力関係にあり、例えば、Facebookの特定のユーザーの関心をトランプ陣営の選挙活動に惹くなど、ケンブリッジ・アナリティカから得たデーターを自己の関心のために用いることができた。この他、ケンブリッジ・アナリティカは主にカナダ、英国の市民を対象としてきており、これによって外国人に政治広告への参加を禁ずる米国の法律に違反した。

Facebookのマーク・ザッカーバーグ社長は個人データーの漏洩事実を認めている。

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