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産経新聞によると、当時8歳の金正恩氏はブラジル政府発行の「Pwag Josef」名義の旅券を使用し、実兄の金正哲氏と朝鮮労働党秘書室の朴英武(パク・ヨンム)副部長に連れて訪日した。
中央日報によると、日本捜査当局は日本入国当時には金正哲氏・正恩氏兄弟の存在を確認できなかったが、1996年ごろ朴副部長を工作員とみて調べる過程で兄弟が誰であるかを知った。
日本に滞在中、朴氏は正恩氏の旅費、飲食などの支払いをしていた。日本の捜査当局は朴氏が使用したクレジットカードを分析し、カード決済用の銀行口座が中国銀行マカオ支店にあることを突き止めたという。