ウクライナのゴミ、スロバキアの川を堰き止め【動画】

スロバキアに源を発するボドログ川がハンガリーでティサ川に流れ込む合流点で、ゴミと日常の廃棄物による巨大な「渋滞」が生じ、その長さが200メートルに達していると、ニュースサイト「MUKACHEVO.NET」が伝えている。
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ボドログ川は、ウクライナのザカルパッチャ(ザカルパチエ)州からスロバキアとハンガリーを通って水を運ぶ、ラトリツァ川の支流。生態学者らは、ゴミがウクライナから流れ着いたものだと考えている。

​水資源保護の専門家らの話では、仮に近日中に降水が原因で水位が上昇した場合、川の合流点からゴミがさらに遠くへ流れ出し、堆積したゴミがハンガリーに危険を及ぼすことになるという。

ハンガリーの住民、チャーサール・ペーテルさんは、ゴミで一杯の川の写真を最初にSNSで公表した一人で、ウクライナでは「廃棄物の仕分けの問題は言うに及ばず、旅客輸送の問題さえ解決できない」と指摘している。

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