北朝鮮、拉致問題訴えは「愚かな醜態」

北朝鮮国営朝鮮中央通信は12日、日本政府による拉致問題の提起を受けて、「すでに解決した拉致問題」を持ち出すことは「稚拙で愚かな醜態だ」と批判記事を出した。朝日新聞が報じた。
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論評は、拉致問題は「日本の反動層」が世論化を試みているとした上で、世界中が米朝首脳会談を歓迎するなか「日本だけがねじれて進んでいる」と批判した。

北朝鮮の官製メディアはトランプ米大統領が首脳会談に応じると表明した3月以降、米国への非難を大幅に減らす一方、安倍政権への批判を強めている。

北朝鮮メディアはトランプ米大統領が首脳会談への意欲を示して以降、米国への非難を激減させた。一方、制裁と圧力の継続を訴える安倍政権へは批判を強めている。

しかし、朝日新聞が南北関係筋の話として伝えたところ、金正恩朝鮮労働党委員長は南北首脳会談で、日本人拉致問題に関して「解決済み」という言葉を出さなかった。

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