「親切な殺人者」 史上最も恐ろしい連続殺人犯の一人が獄死

15人を殺害した英国の連続殺人犯、デニス・ニルセン受刑者が72歳で獄死したと、関係者の話としてサン紙が伝えている。
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同紙によると、ニルセン受刑者は15人の殺害で有罪と認められ、仮釈放のない無期刑の判決を受け刑務所で服役していたが、腸の強い痛みを訴えた後病院に搬送された。ニルセン受刑者は、腹部の緊急手術の結果発生した合併症のため死亡した。

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同紙の取材を受けた関係者は、「ニルセン受刑者はヨークにある病院に胃の問題で搬送された。昨日受刑者の手術が行われたが、手術の過程で問題が発生し、間もなく受刑者は死亡した」と述べている。

サン紙の情報では、ニルセン受刑者は1978~83年にかけての期間に犯罪を実行し、15或いは16人の若い男性の殺害を認めた。犠牲となったのは未成年者や若い男性。ニルセン受刑者は数多くの犠牲者の身体をばらばらにした後、犠牲者を侮辱した。

また、ニルセン受刑者は犠牲者の身体を入念に洗って服を着せた後、数時間にわたってベッドで犠牲者と共に横になっていた。ニルセン受刑者は、自らによる儀式的殺人が「人道にかなった」ものだと信じ、このことによって「親切な殺人者」との異名を得た。

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