第2のフクシマを繰り返さない耐性核燃料をロスアトムが開発

ロシア国家コーポレーション「ロスアトム」傘下の燃料製造会社「TVEL」は国仕様の原子力発電所向けのいわゆる耐性核燃料を開発している。「アトムエクスポ2018」で「TVER」のニキペロワ社長が明らかにした。同社の説明ではこの燃料は、福島原子力発電所で起きたような事故の回避に役立つ。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

日本のボランティア団体 サッカーW杯ロシア大会に福島の学生を招待
「TVEL」のニキペロワ社長によれば、同社の開発する耐性核燃料はロシア国内向けに限らず、加圧水型軽水炉にも適しており、沸騰水型軽水炉用の燃料としての受注もすでに始まっている。

沸騰水型軽水炉では蒸気はアクティブゾーンで作られ、タービンへと送られる。

2011年の福島第1原発事故以来、技術災害に強い耐性核燃料の開発は今、世界中で行われている。

関連ニュース

「ロスアトム」、福島第1原発の「核溶岩」の挙動を予測する方法を計画する

コメント