露通信社の記者、キエフで拘束

ロシアの通信社「リアノーボスチ・ウクライナ」のキリル・ヴィシンスキー記者が15日朝、キエフで拘束されたと同僚らが明らかにした。
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スプートニク日本

同僚らの話によると、ヴィシンスキー記者は自宅のすぐ近くの路上で拘束されたという。

また、ウクライナ保安庁(SBU)の職員らが15日、キエフにある同通信社のオフィスに押し入った。目撃者らは、ジャッキを持った人々が同通信社のオフィスが入っている建物に入るのを目にした。その後、オフィスにいた女性記者との連絡が途絶えた。

ウクライナでのジャーナリストらに対する圧迫の事例は数十件に上っている。ロシア外務省は欧州安全保障協力機構(OSCE)諸国と欧州評議会加盟国、また複数の国際組織に対し、マスコミに対するウクライナ政府の政策を非難するよう呼びかけている。ウクライナ政府は再三、同国内でのロシアメディアによる活動を制限してきており、その中にはロシアからのジャーナリストらに対するウクライナへの入国の定期的な禁止も含まれている。

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