CIA史上最も「破壊的」なデータ、元職員が盗難した疑い

米当局は、中央情報局(CIA)の職員だったプログラマーのジョシュア・アダム・シュルテ容疑者(29)が、内部告発サイト「ウィキリークス」にCIAの極秘ハッキングソフトウェアツールを渡したのではないかと疑っている。テレビ局NBC Newsが、司法文書を引用して報じた。
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容疑者は、家宅捜索の際に見つかった個人用PCに児童ポルノを保存していた容疑で、すでにマンハッタンの連邦刑務所に入っている。

当時CIAは、機密情報の「漏えい」で同容疑者に疑いをかけた。

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専門家らによると、ウィキリークスへの漏えいは「現代史上最も破壊的な漏えいの1つであり、民間企業に対して使用できる可能性のあるハッカーツールを含んでいた」という。

ニューヨーク・ポスト紙によると「中央情報局史上最大のデータ盗難」には、「iPhoneを管理下に置いたり、スマートテレビを監視機器に変えるために開発されたソフトウェア」が含まれていた。

検察はシュルテ容疑者に対する起訴状を45日以内に提出する。

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