若きスポーツ愛好家、誤診で手足失う【写真】

スペインに住むスポーツ愛好家、ダビデ・モラナさんは、医師の誤診により手足を失った。英紙「The Sun」が報じる。
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スペイン・ムルシアに住むイタリア人のモラナさんは、発熱と顎の痛みを感じて病院に向かった。

検査を受けるも、よくあるインフルエンザだと診断されて帰宅した。

モラナさんの容態は悪化。熱は39度を超え、嘔吐し、顔が茶色のシミで覆われた。

「強い衰弱感を感じました。足が痛み、凍ったようでした。そして靴下を抜いだ時、顔と同じような、少し大きいだけの茶色いシミが見えました」とモラナさんは語る。

モラナさんが再び病院を訪れると、髄膜炎だと診断された。感染症により、2日も経たずに身体の大部分をシミが覆った。多くの内臓が機能せず、人工的な昏睡状態に入らざるを得なかった。

数週間後には両手両足が切断された。

悲劇が起きるまでモラナさんはスポーツや料理が好きで、多くの時間を友人と過ごしていた。彼の親類は、モラナさんが現在、ポジティブな気持ちを保とうと努力しており、新たな人生を始める準備があると述べた。

英紙「The Sun」によると、モラナさんは今、クラウドファンディングにより義肢のための資金を集めている。必要金額は約10万ユーロ(約1300万円)となっている。

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