上海が「Muji」に罰金 商品の製造地表示が法に触れ

「無印良品」「Muji」のブランドで世界中で家庭用品の販売店を展開する日本の良品計画社が、「台湾製」と書かれた商品を地元市場で販売したことに対して上海市から行政処分を受け、20万元(およそ340万円)の罰金を科された。24日、中国の上海日報が上海貿易管理庁の発表を引用して報じた。
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問題となった商品はスチール製下着干しで良品計画社が台湾で製造し、中国へ「輸入」したもの。同商品はショッピングウェブサイト「淘宝網」を通じて販売された。上海日報によれば、商品は然るべき所轄機関の検査過程をふんおらず、「国家の尊厳と利益に損害をあたえる」いかなる行為をも禁ずる、広告に関する国の法律に違反したために市当局から行政処分を受けた。

良品計画社の「Muji」のブランドが上海でスキャンダルの中心になったことはこれが初めてではない。2018年1月も同社が印刷した広告パンフレットに中国の領土の境界線が正しく示されていなかったとして、捜査を受けている。

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