米国 北朝鮮との首脳会談拒否で連合国の日韓をペテンにかけた 露上院議員

トランプ米大統領が朝鮮民主主義人民共和国指導者、金正恩氏との会談を拒否したことについて、ロシア上院のフランツ・クリンツェヴィチ議員は日本、韓国という自身の連合国の国益をまったく尊重しない態度を内外に示したものとの見方を示した。
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米国は今まで何度も自分の連合国になどにはこれっぽっちの価値もおいていないことを態度に示してきた。連合国とはこの場合、日本と韓国だ。

トランプ大統領:日本、中国と韓国、北朝鮮を「偉大にする」ため協力及び投資する用意がある=ロイター
クリンツェヴィチ上院議員は、トランプ氏のこの決定は、北朝鮮が豊渓里核実験場の廃棄を行ったと報じられた直後に表されたことに注目している。

政治の危険な綱渡りというか、取引ゲームで全人類の神経を逆なでする行為だ。米国はわざとこの問題を秤にかけている印象は否めない。私はここで問題なのは北朝鮮の指導者が最後に表した声明ではないと思う。両国はこれまでも十分に厳しいメッセージをやり取りしてきた。これは前おきにすぎない。おそらく米国は朝鮮半島の危機解決のシナリオをまだつめていないのではないか。

これより前の共同通信の報道によれば、、日本政府は北朝鮮の金正恩氏との首脳会談を取りやめるというトランプ大統領の決定に理解を示している。

先に、トランプ米大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に、6月12日にシンガポールで予定していた米朝首脳会談の中止を伝える書簡を送った。

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