スプートニク日本
同誌は、この地域に配備されているロシアのミサイル、艦隊によって欧米軍のカバーできるゾーンは著しく縮小されていると指摘している。
しかも最大の脅威の源はミサイル複合体「イスカンデルM」であり、これはポーランドおよびバルト三国の海軍施設に高精度の攻撃を行うことができる。
地上から発射されるミサイルの他、ロシアには航空宇宙軍の強力な巡航ミサイルХ-55 および Х-101もある。これらのミサイルの数については信憑性のあるデーターはないものの、ミサイルはポーランドのいかなる標的も攻撃が可能。
このほかカリーニングラードにはロシア艦隊のかなりの数の船が控えており、これには8基のミサイル「カリブル」を搭載し、シリアで反テロ作戦に用いられた21630型小型砲艦も含まれている。21630型小型砲艦と2隻の877型潜水艦(パルトゥース)によってロシアの先制攻撃能力は格段に強化されている。
関連ニュース