月面を歩行した4人目の宇宙飛行士アラン・ビーンさん死去【写真】

月面を歩行した4人目の宇宙飛行士であるアラン・ビーンさんが死去した。86歳だった。ビーンさんの家族が、米航空宇宙局(NASA)を通じて発表した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

ビーンさんは、インディアナへ出かけた際に突然具合が悪くなり、それから2週間後、米ヒューストンの病院で亡くなった。NASAのジム・ブライデンスタイン長官はビーンさんを、境界を広げた開拓者と呼んだ。

1969年11月19日、ビーンさんは月面着陸したアポロ12号の搭乗員として月の表面に降り立った4人目の人物となった。ビーンさんは月面に31時間滞在し、2回の船外活動を行った。

それから4年後、ビーンさんは2回目の米国宇宙ステーション「スカイラブ」計画で船長として宇宙へ出発した。

ビーンさんの宇宙滞在期間は合わせて69日15時間45分で、うち31時間31分が月面滞在時間。1981年にNASAを退職し、宇宙をテーマにした絵画を描いていた。

​関連ニュース

コメント