ハワイのキラウエア火山：地熱発電所から有毒ガス放出の恐れ【動画】

00:01, 29 ５月 2018

ハワイのキラウエア火山から流れ出した溶岩が地熱発電所に近づいているのを受け、有毒ガスが放出される恐れが生じた。

スプートニク日本

灼熱した溶岩の塊は、発電所の１つの油井から約４０メートルの場所にある。

溶岩が油井に流れ込んだ場合、人間にとって危険な硫化水素が放出される。安全上の理由から油井は閉じられ、今のところガスの放出は確認されていない。

キラウエア火山は、世界で最も活発な火山の一つ。同火山は１９８３年から噴火を繰り返しているが、今年５月初旬に複数の地震が発生した後、周囲を文字通り溶岩で覆った。火山周辺の被災地からは、合わせて２０００人以上が避難した。