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軌道からの観察により、火星の地表には湖に特徴的な凹地への降水、曲がって分岐した支流、谷川の痕跡が見つかった。液体の水は火星に密度の高い大気があった41億〜35億年前に存在していた。
チームは現存する学術論文を分析して、火星で微生物の痕跡を探すために理想的な場所を特定した。それは、鉄とシリカが豊富な湖底に形成された堆積岩。その他にも、以前温水が出ていたところでも可能性があるが、火星でそのような場所があったか否かを確認する必要がある。
2020年、NASAは長期計画である火星探査プログラムの一環で探査機「マーズ2020」を打ち上げる。探査機は古代の土壌や岩石のサンプルを採取し、生命の痕跡を探す。
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