機内で爆弾発言 11人けが引き起こす事件に

インドネシアのライオン・エア機内で爆弾に関する冗談がパニックを引き起こした。ニュースサイト「Tempo」が29日、報じた。
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同サイトによると、インドネシア首都ジャカルタ発ポンティアナック行きの便で客室乗務員が乗客の1人にカバンの中身を尋ねた。乗客が爆弾だと冗談を言ったところ他の乗客に聞こえてしまい、パニックが起きた。

現地警察は「客室乗務員は乗客を落ち着かせようと試みたが、パニックは不可避だった」と発表。パニックの結果、赤ちゃんを含む少なくとも11人が重軽傷を負った。けがをした人は全員、病院に搬送された。

冗談を言った乗客はまもなく警察に拘束され、機内に爆薬がないか検査が行われた。当然、爆薬の気配はなかった。パニックを引き起こした乗客は最大1年の禁錮が言い渡される可能性がある。

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