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ロシア製原子力電池は、比較的安価で手に入れやすいトリチウム(三重水素)の核崩壊からエネルギーを取り出す。三重水素は十分な量の放射線を放出しているが、そのベータ線は非常に弱く、半導体材料の構造を破壊しないため、三重水素を用いた電池は途切れることなく15年以上機能することができる。
ロシアの専門家は、この原子力電池が極限状態における信頼性で海外の類似品を上回るはずだと考える。立方センチメートル以下のサイズの電池はマイナス50度からプラス100度の温度や20倍の重力でも機能するものになる予定だ。
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