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販売元のソニーがアイボの生産と修理サービスを終了したあと、1人の元ソニー社員が壊れたアイボからのパーツを用いて依頼を受けたアイボの修理を決意。その人物は「関節炎」を訴えてアイボが持ち込まれたとき最初は驚いたが、アイボの飼い主は家族のように接していると気づいた。
こうした気持ちに敬意を抱き、ソニーの元社員でつくる会社は部品提供に持ち込まれたアイボなどのための葬式を開くことを決めた。葬式は千葉県いすみ市大野の光福寺で開かれる。1度目の葬式は17体のアイボを対象に2015年に行われた。直近では4月にも行われた。この間、およそ800体のアイボに別れを告げている。