ロシア人大富豪アブラモヴィッチ氏 イスラエル国籍を取得

石油のトレーダー王で、英サッカーチーム「チェルシー」の買収で世界の注目を集めたロシア人の富豪実業家のロマン・アブラモヴィッチ氏がテルアビブ空港に到着し、イスラエルの国籍を取得した。地元のインターネットニュース「ホワイ・ナット」が報じた。
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スプートニクのエルサレムの情報筋によれば、アブラモヴィッチ氏は国籍取得申請を済ませると、すぐさまパスポートを取得している。

アブラモヴィッチ氏はユダヤ人であることを理由にイスラエル国籍を容易に取得する権利を有している。

イスラエル国籍によってアブラモヴィッチ氏は英国も含めた数十か国へビザ申請を行わずに渡航することが可能となる他、新たな祖国で一から生活を立て直すためとして、今後10年間、納税義務を免れることが許される。

アブラモヴィッチ氏がイスラエル国籍の取得を行った理由はロシアと英国の関係悪化で英国のビザ延長が困難になったため。

タイムズ・オブ・イスラエル紙によれば、アブラモヴィッチ氏はイスラエルの国籍取得で、この国の長者番付ナンバー1に躍り出た。

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