北朝鮮船籍のタンカーに安保理決議違反の疑惑 日本外務省が国連に通知

日本は東シナ海で朝鮮民主主義人民共和国の船籍のタンカー「SAM JONG 2」がとった不信な行動についての資料を国連安全保障理事会に提出した。日本外務省が1日明らかにした。
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それによれば、5月24日、日本の海上自衛隊のボートは、東シナ海上の上海から東に250キロの地点で北朝鮮の旗を掲げたタンカーが別の船の隣に停泊しているのを発見。

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別の船の船籍は確認できなかった。

日本外務省は、「両方の船が海上で隣通しに停泊していたこと、船と船の間にホースがはられていたことから、2つの船は不審な行動をとっていた恐れがある。日本政府は国連安保理決議に違反して、片方の船からもう片方へ貨物の積み替えが行われていたものとの疑いを持っている」と指摘している。

2018年3月、国連安保理はタンカー「SAM JONG 2」をブラックリストに記載しており、外国の港への寄港を禁じている。

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